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白山人類学研究会からのお知らせです

 投稿者:平山 眞  投稿日:2004年 2月22日(日)12時58分35秒
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  今年度第4回の白山人類学研究会を下記の通り開催いたします。
 皆様ふるってご参加のほどよろしくお願いします。
 なおレジメを準備いたしますので出欠についてあらかじめご連絡下さい。

日時:3月3日(水)4時半より(2時間程度)
場所:東洋大学井上記念館五階の5403番教室

演題:社会変化の中のジェンダーと親族――メキシコ・ワステカ農村の事例から
発表者:山本昭代(東京農業大学非常勤講師)

要旨:
 近年、新生殖技術の普及などを機に、親族研究が新たな視点から脚光を浴びている。今日出版の相次ぐ親族研究の多くは、親族を「与えられる」ものであるよりも「作られる」ものととらえており、それはフェミニストがジェンダー研究において培ってきた視点でもある。だがグローバル化に伴う社会経済的な変化と人々の関係性との関連については、もっぱらジェンダー研究の分野で扱われ、親族研究分野でのテーマとしては扱われてこなかった。

 メキシコ・ワステカ地方の先住民村サンタクルスでは、過去20年間に急速な社会変化を経験した。その中でとくに注目するのは、1.共住を基本とした家族(世帯)の変化。親と子が都市と村に分れて暮らすケースや、結婚後の夫方居住の原則から外れる関係が増加した。2.婚姻の変化。親がアレンジし、最初に儀礼を行う結婚が廃れ、離別もあることを前提とした同居が主流になり、またシングルマザーが増加した。3.子どもの変化。子どもの就学率が上がり、子どもに対する日常の世話と同時に経済的責任が強調されるようになった。

 これらをもとに、「親」「子」、「娘」「妻」「母」、「息子」「夫」「父」など、親族としての意味や関係性はどのように変化しているかを考察する。
 
 
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