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競作鑑賞

 投稿者:吉野  投稿日:2008年 5月31日(土)21時12分6秒
  駅前の金魚になってしまいけり  高橋洋子

 なんだか分からないのですが、非常に惹かれました。
 慣れぬ電車に乗るときの私は、金魚のように口をあけ路線図を探すに違いありません。 それとも誰かについて歩いていくかも。


三つ編みの君に会いたい夏野かな 峠谷清広

 確か峠谷さんとは同い年かと思います。私たちの時代の三つ編みといえば「サリーちゃ んのなかのよし子ちゃん」くらいではないでしょうか。ロマンティストに戻るには勇気 が要りそうです。

春惜むプールの底にすこし土  齋藤朝比古

 春のプールは汚れているイメージがあります。このプールは「水のないプール」に近い 状態なのかもしれません。内田裕也が沈んでいそうです。


 鑑賞になってませんがご勘弁を。
 

競作鑑賞

 投稿者:葉月  投稿日:2008年 5月29日(木)12時22分33秒
  二の腕に翼の記憶新樹光  月野ぽぽな
翼の記憶という言葉が印象的です。翼なら肩甲骨という連想が私にはあるのですが二の腕とは珍しいと思いました。

三つ編みの君に会いたい夏野かな  峠谷清広
愛妻句として読みました。日ごろオニヨメとか言っているくせに奥さんにベタ惚れなので、野原で子供が遊んでいるのを眺めながら、つい奥さんの少女時代を連想してしまったという景ではないかと。
 

5月「豆の木」定例目白句会

 投稿者:こしの  投稿日:2008年 5月17日(土)01時11分37秒
  「豆の木」定例句会が第3土曜日になりました。
今回は学習院前の目白小学校です。
小学校内を歩いて見たい方は是非。

■5月17日(土)
13〜20時  2時出句
■目白小学校 2階 和室
目白駅学習院大学の前
玄関はいったら左側の壁側に
靴を脱いで前にあるスリッパを履いて玄関から右方向に行き、階段を探して右方向に行き、
2階の和室に上がってください。

来月は副都心線開通後ですよ。
 

空音さんありがとうございます。

 投稿者:こしの  投稿日:2008年 5月15日(木)00時15分7秒
  空音さんいつもていねいな鑑賞ありがとうございます。あたたかいまなざしが嬉しいです。私はもう鑑賞は主観的であると開き直っています。わざと主観に傾くような鑑賞をしています。私の主観に我慢できない主張が出てくるのも楽しいと思っていますよ。これからもよろしくおねがいします。  

豆の木ありがとう

 投稿者:田中空音  投稿日:2008年 5月14日(水)07時45分33秒
  こしのさん、『豆の木』をありがとうございました。ゆっくりと読んでいたので御礼が遅れました。恒例によって一人一句鑑賞を試みました。選句や鑑賞をするときに客観的にと思うわけですが、この頃、自分の主観というものは逃れ得ないということを感じています。そして自分の主観に開き直るしかしょうがないかなとも思っています。まあ、そういう鑑賞だと思って読んでください。俳句界全体のことは知りませんが、豆の木というのはかなり感性の粒のそろった集団だという感じを遅まきながら最近感じています。俳句は間口が広くそして深いといわれますが、この深さというものは人間存在の深さということに由来するものでしょうね。とにかく切磋琢磨して頑張って下さい。

豆の木 No.12 2008年 一人一句鑑賞

http://www.tgk.janis.or.jp/~blessing/mamenoki2008.html

 

四月鑑賞

 投稿者:  投稿日:2008年 5月14日(水)02時35分3秒
  バカになる一方である鳥曇  上野葉月

これほどに実感のこもった句があるだろうか!…作者のというよりも、むしろ読み手である自分に。もうこの共感だけで、他になにもないのだが、いや、もう、本当にバカになる一方で、決して賢くはなってゆかないこのわびしさ、おかしさ、バカバカしさ、やるせなさ。
思っていてもなかなかこんな句詠めない。。。
 

6ヶ月の好きな句ほか

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2008年 5月 7日(水)09時51分44秒
  こしのさん、豆の木12届きました!今回も読み応えありそう。これからじっくりとまいります。
葉月さん四童さん、こんにちは。句会、やりたいですね。また目白句会に参加したいです。
みなさんとご一緒できるその日を楽しみにしています。

さて、半年ぶりの鑑賞です。まとめ出しお許しください。

2007年12月
豊胸のごとき芒の活けてあり 大石雄鬼

「豊胸のごとき」から、その穂が空気を含み膨らんだ枯れすすきが目に浮かびました。若いものでなく枯れたものを生々しく肉感的にとらえる、このピリッとアイロニクなユニークさが心憎いです。

1月
先生を芯におしくらまんぢゆうす 齋藤朝比古

自分が実際に体験したかどうかは定かではありませんが、まるでしたかのように懐かしく思いました。そう思わせる場面設定のうまさと、ありありとその状況を想起させる表現のうまさがあります。

2月
初夢にわたし介入してしまふ 岡田由季

自分の夢に自分が出てきたのでしょうか、それとも誰かの夢に出たのでしょうか。どちらにしても「介入」という表現が、「そうであるべきではないのに」という心理の屈折を伝えて面白いです。

3月
二月の風にからまる星条旗 菊田一平

風にはためく旗が見えてくるこの「風にからまる」という表現が見事です。また旗が自分から絡んでいっているようにも思えてそれが星条旗だというところ、実に味わい深いです。

4月
ゐるひとのゐない桜の花が咲く 菊田一平

芭蕉の「さまざまの事思ひ出す桜かな」の解像度がアップされています。思い出すことの大半を占めるのはやはり人との関わりでしょう。「ゐるひとのゐない桜」には言い尽くすことのできない哀しさと美しさがあります。

4月
桃咲いてぼおんぼおんと人眠る こしのゆみこ

「ぼおんぼおん」は、柱時計の音、お寺の鐘。そのエキスである、豪快さ・長閑さ・懐かしさが、桃の花のやわらかい明るさや香りの中に溶け込んで至福の眠りの形となりました。

5月
姿見に全身入るる穀雨かな 宮本佳世乃

「姿見に全身入るる」が想像力をかきたてて魅力的です。初め、季語は他にもあるかもしれないと思いましたが、夏を前にした「穀雨」の時期の実りの予感ならびにその字面の中にある「雨」の潤いが、上五中七と絶妙なバランスを取っているように思えてきました。
 

野を焼く

 投稿者:こしの  投稿日:2008年 5月 6日(火)10時04分55秒
  「野を焼く」という季語が季語としての明るい解釈が日常受け入れがたい生活をしている者にとって野を「歩く」のではなく「焼く」というのはどうも、熱いです。手紙を焼くように熱いです。しかも野焼きを見たのではなく自ら野を焼いている。首より下を意識するときって、どこか身体上のシグナルを感じます。読み手によって感じ方がすごくちがうのに驚きました。四童さんの読みなら安心しました。私は葉月さんにもっと飴でもなめてもらおうかとおもっていましたよ。  

♪うわさを信じちゃいけないよ

 投稿者:四童  投稿日:2008年 5月 5日(月)12時11分35秒
  ええと、どうも自分は句会とりわけ題詠は性に合わないようだ、というぼやきは確かに常日頃各方面でこぼしているのですが、そういうのが「四童はもう豆の木に行かないと言っている」「四童が豆の木をやめたらしい」みたいに伝播するのですかねえ。

ぽぽなさん、来日ですか。句会やりましょう。
 

四月一句

 投稿者:葉月  投稿日:2008年 5月 5日(月)09時34分51秒
  ぽぽなさん、近いうちに来日するという噂ですね。
そういえば四童さんがやめたという噂もよく耳にします。峠谷さんほど頻繁ではないですけど。
さて四月競作の一句。

春昼を集めてコインランドリー  宮本佳世乃

コインランドリーを使えば俳句になると思えるくらい狡賢い感じ。でも春昼を集めてという言い回しは何かゆるくて、春昼という言葉を使っているのに妙な平衡感覚が生じているようにも思いました。
 

5月のお題

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2008年 5月 4日(日)22時45分52秒
  楽しみにお待ちしています!  

4月の競作

 投稿者:四童  投稿日:2008年 5月 4日(日)09時38分12秒
  とあるパーティーで、「豆の木」をやめたとお聞きしましたが、と複数人から尋ねられた四童です。

野を焼いて首より下も我が身なり  上野葉月

素直に読むと「野を焼いて」は作者が野を焼いているのであって、「末黒野の」「焼きし野の」に変えてしまうとそういう読みができなくなってしまいます。頭脳労働者たる作者がたまさか肉体労働をして自分の身体を再発見したという、なんとも心地よい句なのではないかなあ。火にまつわる原初的感覚に共感を覚えませんか。

(実在する葉月さんがほんとうに野を焼いたのかという伝記的事実はさておき)
 

4月の競作

 投稿者:こしの  投稿日:2008年 5月 4日(日)07時36分7秒
  野を焼いて首より下も我が身なり  上野葉月

「野を焼いて」がどうもぎこちない。ここは「末黒野の」とか「焼きし野の」。。。。。などといいたいのだが、そんなことどうでもいいような切迫感にどぎまぎしてしまう。何よりも「首」。頭と首が分断されたかのような感覚をもたらされるのは「野を焼いて」それから「首より。。。。」こういう身体感覚は痛くっていけない。ひりひりしちゃってつらい。不安定でせつない。ああこんなにも空は晴れているのに。
 

世界の俳句と現代俳画

 投稿者:水夫(かこ)清  投稿日:2008年 4月25日(金)21時00分47秒
  ご案内です。
俳句は世界に広まっています。そんな様子を私の現代俳画ブログで紹介しております。
一日一点のペースで更新中。お立ち寄りください。

http://blogs.yahoo.co.jp/kako_kiyoshi

 

目白「豆の木」句会は第3土曜日

 投稿者:こしの  投稿日:2008年 4月23日(水)19時08分30秒
  来月から「豆の木」目白句会は第3土曜日になりました。
急な変更だったので5月は会場が変更です。
■5月17日(土)
13〜20時  2時出句
■目白小学校 和室
目白駅学習院大学の前
玄関はいったら左側の壁側に
靴を脱いで前にあるスリッパを履いて
2階の和室に上がってください。

■6月21日(土)
通常通り雑司ヶ谷地域文化創造館

明日は木曜句会
参加よろしくおねがいします。
 

「豆の木」12発行しました

 投稿者:こしの  投稿日:2008年 4月21日(月)23時10分25秒
  今年も「豆の木」誌NO12を発行することが出来ました。
購読ご希望の方はこしのまでおしらせくださいませ。
頒価は送料含み1000円です。
よろしくおねがいします。
 

「豆の木」12発行句会

 投稿者:こしの  投稿日:2008年 4月19日(土)09時44分39秒
編集済
  ただいま「豆の木」12到着しました。
■4月20日(日)「豆の木」no12発行
★目白句会雑司ヶ谷地域文化創造館
■地下階美術室です。お間違いなく。
当日句会参加された方
当句会初参加のかたがたも勿論
「豆の木」12進呈します。
どうぞお越し下さいませ。
■豊島区雑司が谷3-1-7
2時出句予定
 

Art&Craft展

 投稿者:こしの  投稿日:2008年 4月15日(火)20時17分32秒
編集済
  Art&Craft展
4月13日(日)〜4月22日(火)
■東京駅オアゾ内・丸善・丸の内本店4階文具フロアイベントスペース
20人の作家のグループ展です。
お時間がありましたらよろしくおねがいします。
私は猫の他に器も出していますよ。
 

三月鑑賞

 投稿者:  投稿日:2008年 3月28日(金)15時02分30秒
  海側はよく日の当たる雛あられ  月野ぽぽな
屈託無くなにかとても暖かいものに溢れている句だと思いました。

啓蟄やとげぬき地蔵二度洗ふ  宮本佳世乃
人の祈りやあさましさ、生きていく上で逃れられない老いや病、なんかそんな眼をそらしたいもろもろのものを「とげぬき地蔵二度洗ふ」に閉じ込めて、それでいて滑稽で明るい。何度も読むうちにそんなふうに感じました。
 

今月の句

 投稿者:こしの  投稿日:2008年 3月28日(金)09時54分39秒
編集済
  椿咲くとき幼馴染曲線 上野葉月

「幼馴染曲線」にひかれました。幼なじみを漢字でかくとこんなにごちゃごちゃして幼なじみの淡い思いがへんに色っぽい感じになって不思議です。ふつう「おさななじみ」は「幼なじみ」と淡く変換するだけです。その色っぽく訳ありっぽい幼馴染にどんな曲線があるというのでしょうか。自分の鼓動曲線なのか、椿咲くときの。破調がこの句を立ち止まらせ、何度もつまずいて読みを繰り返してしまいます。
 

三月鑑賞

 投稿者:葉月  投稿日:2008年 3月27日(木)17時25分13秒
  ○海側はよく日の当たる雛あられ  月野ぽぽな
光あふれる情景にこころ惹かれました。

○亀鳴くや商店街の庚申塔  星力馬
商店街の庚申塔がすごく良いと思います。いかにも俳句的だということもできるかもしれませんが好きです。ただ、季語が思いっきり失敗している感じでそういうところもとても気になる句。
 

読者投票

 投稿者:てんき  投稿日:2008年 3月23日(日)12時09分8秒
編集済
  第2回週刊俳句賞の「読者投票」は、あとおよそ1週間となりました。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

↓↓↓↓↓

http://weekly-haiku.blogspot.com/2008/03/2.html

 

目白句会

 投稿者:こしの  投稿日:2008年 3月16日(日)00時59分37秒
  3月16日(日)1〜7:30
★「豆の木」目白句会
雑司ヶ谷地域文化創造館
豊島区雑司が谷3-1-7
2時出句です。
「豆の木」NO12校正がまだの方は是非参加下さい。
参加費もよろしくおねがいします。
 

木曜句会

 投稿者:葉月  投稿日:2008年 3月 4日(火)21時21分23秒
  すみませんが、今月の木曜句会のスケジュールを教えてください。なんか毎月のように尋ねております。  

お知らせ

 投稿者:てんき  投稿日:2008年 3月 4日(火)02時29分57秒
  『週刊俳句』で第2回週刊俳句賞(大学生大会)を開催中です。
http://weekly-haiku.blogspot.com/2008/03/45-200832.html

ぜひとも読者投票にご参加ください。
期間は3月いっぱいですから、ゆっくりでよろしうございます。
 

競作鑑賞(二月)

 投稿者:星 力馬  投稿日:2008年 3月 2日(日)09時57分0秒
  はじめて書き込みます。星 力馬です。
「炎環」入会三年めを迎える2008年はじめに「豆の木」の仲間に加えていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。


モンブランのブルーブラック春隣    菊田一平

固有名詞などのを動詞を用いずに季語とぶつける取り合わせ。小生も好みの俳句の作りであり、同時によく作るスタイルです。
しかし掲句は、名詞のなかに存在するものが絶妙に季語の奥行を深めていると思います。
(モンブラン)万年筆メーカー/アルプスの山
(ブルーブラック)万年筆インクの代表色/青春朱夏白秋玄冬の青と黒
こんな句が作ってみたいと思います。
 

二月の観賞

 投稿者:  投稿日:2008年 3月 1日(土)14時20分19秒
  どうも始めまして。
近恵といいます。
このたび豆の木にお世話になることになりました。
以後お見知りおきを。

火事あかくどんどん腹の減ってくる  こしのゆみこ
火事という惨事を見ながらも腹は減る。この皮肉にも悲しい人体のサガ。ステキです。

薄氷をタッチパネルのやうに触れ  矢羽野智津子
タッチパネルという硬質間がいい。指先から、少しヒビが入りそうな薄氷の様子まで見えます。
 

二月観賞

 投稿者:葉月  投稿日:2008年 2月28日(木)09時27分41秒
  アメリカンスクールの寒雀かな  菊田一平
調布飛行場の北のほうにアメリカンスクール(宇多田ヒカルの卒業した学校)あるのですが、かなり具体的にあのあたりを風景を想起してしまいました。

鬼はそと福はうち部屋着の毛玉  星力馬
中下の落ち着かない韻律が気になります(惹かれるとも言えます)。毛玉はいかにも俳句らしい。

着ぶくれて訊くペンギンは鳥ですか  吉田悦花
すばらしいです。

凍豆腐提げてマンモス見てゐたり  太田うさぎ
これも採らないわけにはいかない!!

http://93825277.at.webry.info/

 

今月の句

 投稿者:こしの  投稿日:2008年 2月27日(水)09時51分30秒
編集済
  悴んで昼の時報の人出かな   太田うさぎ

お昼時仕事から解放された人がどっとあふれ出てくる。
寒いんだけどみんながやがやぺちゃくちゃ開放感に満ちている。
悴むほどなんだけど、オフィスにいたら仕事の延長から解き放たれないから、ええいと外に出るようなオフィス街や寒さにまけない商店街を感じる。この「人出」にはぬくもりや活気を感じる句だ。
 

展覧会のお知らせ

 投稿者:こしの  投稿日:2008年 2月17日(日)10時33分24秒
編集済
  ■黒猫展
こしのゆみこが出品しているグループ展です。
本当に黒猫ばかりの絵画やオブジェです。

2/16(土)〜29(金)休みなし
 ボザール・ミュー
東京都中央区銀座7-5-15 銀座蒲田ビル 4F
(TEL) 03-3571-0946

■高橋洋子展

2008.2.19-29  日曜休み
ギャラリー砂翁
東京都中央区日本橋本町1-3-1 渡辺ビル1F/BF
TEL/FAX 03-3271-6693
 

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